裏側矯正にリスクはある?事前に知っておくべき5つの注意点

裏側矯正

裏側矯正は装置が見えにくいため審美的な利点が高く、多くの人が選ぶ治療法です。

しかし見た目の美しさと引き換えに、いくつかのリスクも存在します。

まず第一に挙げられるのは、発音や滑舌への影響です。

裏側矯正では舌の裏側に装置が接触するため、「サ行」や「タ行」などが発音しづらくなるリスクがあります。

次に舌や口内の傷つきやすさです。

慣れるまでの間は装置が舌に当たり口内炎や痛みを引き起こすことがあり、日常生活に支障をきたすこともあります。

歯磨きが難しくなることも裏側矯正の大きなリスクのひとつです。

歯の裏側は視認性が低いためブラッシングが不十分になりがちで、虫歯や歯周病のリスクが高まります。

表側矯正に比べて治療期間が長くなる傾向があり、それに伴って通院回数も増える可能性があるのです。

最後に治療費が高額になりやすい点も注意が必要です。

裏側矯正は特殊な技術を要するため保険適用外で自由診療となり、費用が高くなることが一般的です。

これらのリスクはすべての患者に当てはまるわけではありませんが治療前にしっかりと説明を受け、自分にとっての最適な選択肢かどうかを見極めることが大切です。

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