裏側矯正のデメリットとは?見えないけど注意が必要な点とは
裏側矯正は装置が歯の裏側に装着されるため外見上目立たず、見えない矯正法で高い人気を誇ります。
しかし、この裏側矯正にも無視できないデメリットが存在することを理解しておく必要があるのです。
まず最初のデメリットは、装置の位置です。
裏側に矯正器具があることで舌に当たりやすく、発音がしにくくなるケースが多く報告されています。
特に矯正開始直後は「サ行」や「タ行」などの発音に違和感を覚える方が多く、プレゼンテーションや電話応対が多い職種では注意が必要です。
裏側矯正のもう一つのデメリットは、清掃の難しさです。
歯の裏側に装置があることで歯ブラシが届きにくくなり、虫歯や歯周病のリスクが高まる可能性があります。
そのため、通常よりも丁寧なブラッシングと定期的なメンテナンスが求められます。
治療費用も裏側矯正のデメリットのひとつです。
高度な技術と精密な装置が必要なため一般的な表側矯正に比べて費用が高額になりやすく、経済的な負担が増えることは否定できません。
加えて歯の動きが制限される部位があるため、治療期間が長くなる傾向もあります。