裏側矯正の後戻りの原因とは?予防法とリテーナーの役割
計画通りに裏側矯正を行い理想の歯並びが実現したとしても、そこで治療が終わる訳ではありません。
個人差はあるものの、そのままでは歯が元の位置に戻ろうとする後戻りと呼ばれている現象が生じ、それまでの治療の成果が水の泡になってしまいかねません。
そこで後戻りを防止して理想の歯並びを固定化するために保定という治療を実施し、最後の仕上げを行います。
リテーナーを1日20時間以上装着して後戻りしないようにして、おおよそ2年から3年継続することで歯並びが固定化されます。
リテーナーは裏側矯正よりは弱い力が加わる仕組みなので、患者さんへの負担は格段に軽減されています。
リテーナーの装着まで辿り着けばあと一息で理想の歯並びを完全に手に入れることができるので、最後の仕上げを頑張りたいところです。